全国から多くの舞踊家が集まる第43回あきた全国舞踊祭モダンダンスコンクールにおいて、本校卒業生の藤井淳子さんが主宰するダンススタジオの群舞「みんなに光を」が、2位にあたる優秀群舞賞を受賞しました。藤井さんはご自身の舞踊活動と共に、指導者としても多くの教え子を各大会で入賞に導き、前回の同コンクールでは最優秀指導者賞も受賞しました。今回の受賞の喜びと、特別に在校生へのメッセージもいただきました。
「みんなに光を」は幅広い年代30人による群舞で、スクール生である本校の柏葉怜さん、小林沙穂さん(ともに高校2年)、久慈奏恵さん(中学1年)も出演しました。
藤井さんにとってこの作品は「多様性が尊重される時代に、自分が受け入れきれない事柄や人に対して無関心になることへの危機感のようなもの」から創作を開始。「隣の人への優しさ、遠くの人への想い、そして一人ひとりが大切な存在であることを思い出させるような優しい作品に」との願いを込めて作られました。
在学中もモダンダンスに打ち込み、国際的な舞台でも活躍している藤井さん。「盛岡白百合学園は勉強だけでなく、それぞれの特技を最大限に伸ばす指導をしていただき、同級生の多くが好きなことを仕事にしていると感じます。ぜひたくさんの人に触れ、豊かな人生となるよう学校生活を楽しんでください」とエールをいただきました。ありがとうございます。

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