10月30日（月）5，6校時、白百合ホールにて、小学生と中学生を対象にサイエンスカフェを実施しました。今年度は、ジャズピアニストの中島さち子様をお招きし、「サイエンスとアートのワクワク広場」という演題で、お話とジャズピアノの演奏をしていただきました。

中島さんは、高校時代に数学オリンピックで金メダルを受賞し、STEAM教育にも取り組んでおられます。英語、音楽、数学はグローバル言語であり、一つの問いについてじっくり考えて取り組むことで新たなひらめきが生まれることや、物事の本質的なことを主体的に考えることは生きる喜びになることなど、さまざまなご経験に裏打ちされたお話をしてくださいました。

また、ジャズの演奏は、打楽器奏者の小林武文さんによるドラム、韓国太鼓奏者のチェジェチョルさんによる“チャンゴ（杖提）”とのセッションとして演奏されました。後半は、チェジェチョルさんが“サンモ”という、白いリボンが付いた帽子を被って踊る伝統的な踊りも披露してくださいました。いずれも、“農楽”という韓国の農民のお祭りで使われるものだそうです。

普段触れることのできない世界を知り、刺激を受けることのできた貴重なひと時でした。