盛岡白百合学園中学高等学校

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今週の聖句

2020.12.07

今週の聖句 12.7-11

神はその独り子をお与えになったほどに、この世を愛された。

God loved the world so much that he gave his only son.

(ヨハネによる福音書3章16節)

 

 今週の聖句に出てくる「独り子」とは、イスラエルの人々が2,000年以上の間待ち続けた救い主イエス・キリストのことです。ここでの「お与えになる」という言葉は、「その命が奪われることを前提として差し出す」という意味になります。イエス・キリストは神の子、それもたった一人の子であったのにもかかわらず、人間の親ならば到底受け入れられないようなことを、なぜ神様はなさったのでしょうか。

 その理由は、この聖句の後半にあるとおり、神様がこの世、言い換えればこの世に生きる私たち人間をこの上なく愛されたからです。そして、この聖句の後には次のような言葉が続きます。

「それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」

 私たちが、生前おかした大小さまざまなあやまちによる重荷を死後背負うことのないように、イエス様が身代わりとなってすべて引き受けてくださるよう、そのために神様はご自分の子をいわば犠牲にしてくださったのです。しかも、その独り子の姿は一見して神の子であることを示すような超人的な特徴を持っているわけではありませんでした。聖書には、イエス様に対して「大酒飲みでよく食べる人だ」という表現があるとおり、私たちと同じ感性や感覚で生きた彼は、人間としての生活面ではちょっとした欠点すらもあったかもしれません。自分の弱さに悩むことも知っていた人だからこそ、社会の片隅でかえりみられることのない人や、敬遠されている人、差別を受けている人に寄り添う姿に人間らしい温かみが感じられ、素朴な人々の心を動かしたのではないでしょうか。ハレルヤコーラスの中でKing of Kings, Lord of Lordsと歌われるイエス様の威厳は、限りない愛を示すためにはむしろ不要だったのではないかと思います。

 独り子を差し出した神様も、十字架上で想像を絶する苦しみと死を受け入れたイエス様も、その痛みとともに私たち人間に寄り添い、愛してくださったのです。

 クリスマスが近づく雰囲気はただでさえ心を浮き立たせるものですが、誰かに寄り添う優しさや思いやり、見返りを求めない愛をあらわそうとすることによって、私たちは自分に寄せられた神様の深い愛を自ら体験し、心から「メリークリスマス!」と言えるのではないでしょうか。

 いろいろなことがあったこの一年の終わり、皆さんにそんなクリスマスが訪れることを願っています。

 

祈りの意向

12.7(月)待降節に入り、教会ではここからが新しい年の始まりとされています。私たちも気持ちを新たにして、学習や諸活動に取り組めますように。また、愛をもって互いに支え合う心が行き渡りますように。

12.8(火)クリスマスの訪れを待ちながら、ふさわしい心で日々過ごすことができますように。

12.9(水)新型コロナ・ウィルスの感染第3波が全国的に広がっています。一日でも早く医療関係者の負担が軽減され、ウィルスが流行する前の生活を取り戻すことができますように。

12.10(木)The long period of our school closure was over and our school started again. But we have only a few weeks before winter vacation. May we can put our best step forward every day and concentrate on our studies.

12.11(金)冬休みまで2週間足らずとなりました。今年の振り返りをするとともに、新しく来る年に向けて心を整えることができますように。