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News Release

2015.03.09

お福分け

    これまでの大学生の就職活動が3年生の12月からだったのがこの年度から3月に移行されました。選挙権も英語教育も世の中どんどん前倒しが進む中、珍しい後ろ倒しです。就活ばかりに躍起にならず、もっと腰を据えて勉強をしてほしいからというのがその理由だそうです。
    そんな大学生たちが、いよいよ就活の3月ということもあって帰郷し、母校をも訪ねにやってきてくれます。
    今日も来校してくれた卒業生の1人に就職活動で何が一番大変?と聞くと、言葉遣いでしょうか、と言います。例えばと言って引き合いに出したのが「了解しました」と「承知しました」の違い。アルバイト先で店長さんから注意されたという話をおもしろく聞いたのでした。

    そういう違いでいえばと、ずいぶんと昔のことを思い出しました。
    「おすそ分け」と「お福分け」です。卒業のお祝いに振る舞われる紅白2個の大福餅に、ある中学生が「家に帰ったら一つは私が、もう一つはお母さんにあげようかな」と。そして、「これって、大福だけに、おすそわけじゃなくて、お大福分けね」と笑いながら話しています。
    洒落た話に周りも笑っていたのでしたが、そこに横から分け入って、「いえいえ、ちゃんとお福分けって言葉があるんだな。しかもこの場合は、お母さんに差し上げるんだから、おすそわけじゃなくて、お福分けの方が正しい言い方でね、相手を敬って言う場合はおすそわけじゃなくて、お福分けっていう方がいいかな・・・。」と講釈したのでした。
    30年も前のことですが、なぜか卒業式が近づくと思い出すことの一つです。

    それにしても「お福分け」ってなんていい響きなんでしょうねえ。
    あっ、そうそう、明日10日から中学生は卒業式練習に入ります。

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