HOME > News Release > 記事タイトル

News Release

2015.01.28

ああ、懐かしき10センチ編みよ

    ああ、懐かしき10センチ編みよの画像ああ、懐かしき10センチ編みよの画像ああ、懐かしき10センチ編みよの画像

    今週から3階渡り廊下には一部高校三年生の服飾手芸作品が展示されています。毛糸で上手に編まれたマフラーや帽子、テーブルセンター、また、小さく編んだ帽子とマフラーとベストを着せたかわいいぬいぐるみもあって、通る人たちの目を楽しませてくれています。
    その中に、5センチ四方に編んだモチーフをつなぎ合わせたひざ掛けがありました。

    懐かしいなと思ってこれを眺めたのはごくわずかな職員にちがいありません。いつから始められていたかは定かではないのですが、その昔、冬場の全校奉仕活動の一環で、高校生たち全員で10㎝正方形に毛糸でモチーフを、確か1人10枚ほどを編んだのでした。それをつなぎ合わせて1枚の大判のひざ掛けを作り、老人ホームに寄贈していました。
    初めて手編みをするという高校1年生には大変な手間だったでしょうし、上級生でも物差しできっちり10センチの長さを測られますので、決して簡単なものではありませんでした。一目ひとめ、一編みひとあみを丁寧に両手を使って編んでいく、まさに片手間では成しえない根気のいる作業です。自宅で編んでくるという宿題になっていましたが、休み時間や放課後に友だちに教わり教わりして編んでいた生徒も少なくありませんでした。編み上げて物差しを当ててみると、規格サイズに足らなかったりオーバーしていたりして編み直しになる。がっかり肩を下す、そんな経験を当時の生徒の多くが共有しているはずだと思います。
    それだけに完成した作品の出来栄えは素晴らしく、心のこもった作品として感謝されました。

    10センチ編み、別名モチーフ編みとして、30年も前、昭和61年までに在籍した生徒や当時を知る先生の懐かしい思い出です。
    それにしても、「昭和も遠くなりにけり」でありました。

    • 盛岡白百合学園高等学校
    • 「マリア寮」のご案内
    • 盛岡白百合学園小学校
    • 盛岡白百合学園幼稚園
    • 白百合学園 沿革