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News Release

2013.06.18

きじが、悲しげに鳴いています。

    この時期になるとキャンパスの草むらから、ケンケーンという雉(きじ)の鳴き声が聞こえてきます。
    こんな時、授業でつい脱線してしまうのは、岩手県のシンボルが花なら キリ 、木なら ナンブアカマツで、鳥はキジだと話すのですが、多くの生徒は知りません。
    岩手県がこの雉を県の鳥としたのは1964年で、公募で決定したのだそうです。県内に多数生息し、古くから親しまれていたというものです。他には桃太郎に登場する雉ということで吉備の国、岡山県が同様に県の鳥として制定しています。どちらも愛鳥の気持ちでこのきじを一番に選んでいますが、一方、「雉も鳴かずば撃たれまい」ということわざの由来となった石川県の民話は、うって変わってもの悲しいお話。
    人柱として父親を殺された娘お千代が、自分の歌った無邪気なわらべ歌が原因だったと後悔し、同じように鳴いたばかりに猟師に鉄砲で撃たれたきじを抱いたまま行方知れずとなる結末。

    たしかに、ケンケーンという鳴き声は哀調を帯びて聞こえます。
    今日聞こえた鳴き声も実は悲しみの声だったのかと思ったのは、今日手にしたマリア寮のお便りに次のようなくだりを発見したからでした。・・・毎年寮の庭で子育てをし、親の後を追う雛の姿が今年は見えません。もしかしたら、鋭い爪やくちばしを持った猛禽にやられてしまったのではと心配・・・。

    きじが、悲しげに鳴(泣)いています。

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