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News Release

2012.07.07

七夕の日に・・・

    七夕の日に・・・の画像七夕の日に・・・の画像七夕の日に・・・の画像

    放送室前の図書紹介コーナー。只今は、「漂泊の歌人 石川啄木 没後100年」という見出しで、石川啄木関連図書の数々が展示されています。
    二つの歌集に加えて、啄木の伝記や評論などが並ぶ中、本校の卒業生でもある啄木夫人節子の生涯を綴った澤地久枝著「石川節子---愛の永遠を信じたく候」や、節子の末弟堀合了輔が著した「啄木の妻 節子」も紹介されています。また、節子が妹ふき子に宛てた手紙も披露されていて、そこには姉節子の、妹に向けた温かい思いが素直に伝わってきます。
    天才詩人の才能を一番に理解し、相思相愛で結ばれた啄木と節子。反対する親をも説き伏せての結婚でしたが、明治45年に啄木は26歳という若さで夭逝(ようせい)し、妻節子も後を追うかのように翌年に亡くなりました。一体、この二人にとって幸せな時間はいつだったのでしょう。二人の薄幸な人生だったことが気の毒でなりません。
    有名な結婚式を欠席したという啄木ですが、その奇行自体がすでに将来の暗い影を暗示していたのかもしれません。
    3ヶ月ほどしか居住しなかったその新婚の家ですが、市の観光パンフレットは「啄木新婚の家」と紹介しています。
    節子の、直筆の手紙を読むうち、ふと、どうして「啄木節子新婚の家」としないのだろうかという思いが起こりました。
    節子哀しや・・・・・。生徒たちの関心が、啄木同様、いえ、それ以上に、節子にも向いてほしいなと思った、七夕の日の午後でした。

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