盛岡白百合学園中学高等学校 盛岡白百合学園中学高等学校

今週の聖句

2020.05.25

今週の聖句 5.25~5.29

競技に参加する者は、規則に従って競技をしないならば、

栄冠を受けることができません。

An athlete who runs in a race can not win the prize unless he obeys the rules.

(テモテへの手紙2章5節)

 

私たちの生きているこの世界には、沢山の規則があります。様々な法律があり、学校には校則があります。それぞれの家庭には、独自のルールがあるかもしれません。なぜ私たちの生活にはこのようなルールが沢山存在するのでしょう。それは、考え方や、物事の捉え方、好き嫌い一つ取っても同じ人間が存在しない中で、互いに気持ちよく生活していくために大切なことだからではないでしょうか。

今週の聖句は、白百合学園の守護聖人である聖パウロが、協力者であったテモテへ宛てた手紙の一節です。パウロがキリスト教の宣教活動をしていたころ、ギリシアではスポーツが盛んな時でした。「オリンピック」の起源となった古代オリンピックも行われており、彼は、競技を用いたたとえを聖書の中で語っています。規則とは反対のイメージを持つ言葉かもしれませんが、パウロは、最も人間らしい生き方を、「自由」という言葉に見出しています。「自由」と聞くと、他から束縛や制約を受けずに、自分の思い通りに行動するということを思い浮かべます。しかし「自由」という漢字は、「自らに由る」と書きます。つまり、他人に由らないで自分が決める、自分で選ぶということです。朝、学校へ登校するために6時半に起きなければならない。目覚しの音で「すぐ起きる」こともできれば、「あとちょっと…」とベッドの中で寝ていることもできます。その結果学校に遅刻してしまったとしても、それは本人の責任です。ですから自由とは、自分が判断して選ぶこと、そしてそこには「誰かのせいにすることができない」責任もついてくるのです。私たち人間の人間らしさとは何でしょう。他の動物にはない、考える事、物事を選ぶことができるという点にあると思います。私たちは、様々なルールや条件の中で、自分の在り方を決めながら生きています。

聖書の中に、「真理はあなた方を自由にする」という言葉があります。真理とは、イエスが私たちに語った「互いに愛し合いなさい」という愛の掟です。私たちは自己中心に自分の好きなように振る舞うのではなく、互いを思うやる気持ちをもって、他者と共に生きるようにと導かれています。私たちは、与えられた「自由」で、互いに愛し合い、仕え合いながら生きていけるよう、イエスが教えて下さった愛のルールを守っていきたいものです。

 

祈りの意向

5.25(月)5月も最後の週となりました。来週には前期中間試験も控えています。気持ちの張りを保ちながら日々の学習や活動に取り組むことができますように。

5.26(火)高校三年生は、進路決定の上で大切な模試があります。これまで積み上げてきた一人ひとりの実力を発揮することができますように。また他学年も、中間試験に向けて学習に集中することができますように。

5.27(水)一昨日、緊急事態宣言が解除されました。少しでも早く元の生活に戻るために、一人ひとりが自粛期間中の意識を持続できますように。また、学校に通えることに感謝して勉強に励むことができますように。

5.28(木)We have a mid-term exam only a week later. Let's concentrate on our each work and hope that we can do our best on the exam.

5.29(金)先日、誹謗中傷被害で亡くなった人のニュースが取り上げられました。心ない一言で人を傷つけることのないよう、私たちも自分の言動に責任を持ち、より良い人間関係の中で互いに成長することができますように。また、日頃からともに過ごす仲間を大切にすることができますように。