盛岡白百合学園中学高等学校 盛岡白百合学園中学高等学校

今週の聖句

2020.11.09

今週の聖句 11.9-13

いろいろな試練に出会うときは、この上ない喜びと思いなさい。

Consider yourselves fortunate when all kinds of trials come your way.

(ヤコブの手紙1章2節)

 朝礼で毎日唱えられる聖句は1年間でだいたい40近くの種類がありますが、皆さんにとって一番好きな聖句、もしくは印象に残っている聖句はどれでしょうか。私はほぼ毎年、宗教の授業を担当しているクラスでそれを理由とともに書いてもらっていますが、学年に関わりなく圧倒的に人気のある聖句があります。それは「神は耐えられない試練に遭わせることはなさらない」というものです。皆さんにとって忍耐が必要なときや、心が折れそうなときに支え、力づけてくれる言葉と受け止められているようです。

 一方、同じ「試練」についての聖句でも今週の聖句はあまり印象に残らないか、ひょっとすると好まれていないような気もしますが、いかがでしょうか。試練と聞くと、やはりそれは辛く、苦しいものというイメージですから、それを喜びと思いなさいと言われても共感するのは難しいことかもしれませんね。

 かつて、といってもそんなに大昔のことではありませんが、世界的に人気を博した、マレーネ・ディートリッヒというドイツ人の女優がいました。人並み外れて美しい脚に、破格の保険金を掛けたという逸話が有名で、その名も「100万ドルの美脚」と呼ばれた人ですが、美しさだけがもてはやされてトップ女優にまで昇りつめたのではないということをうかがわせるエピソードがあります。

 あるとき、インタビューの中で「成功する秘訣はありますか」と尋ねられた彼女はこのように答えたそうです。

 「あるわ。嫌なことを全部、することよ」

 「試練」はたしかに辛く、苦しいものではありますが、乗り越えた先には必ず自分自身の成長や前進があるものです。それは決して意味のない苦しみではありません。マレーネ・ディートリッヒの言葉からは、目の前の試練から逃げることなく誠実に向き合ってきた結果、納得のいく現状を手に入れたことへの誇りと自信がうかがえます。

 今、試練と感じることに直面している人は、その先にある輝かしい成長をすでに約束されているようなものです。ですから、喜ぶべきことでしょう。それは、イエス様が十字架上で一度命を失ったとき、すでにその復活が神様の計画として約束されていたことにも重なります。

 苦しいことも、嬉しいことも、私たちが人生を豊かに味わうために神様がくださったものです。言葉のイメージだけにとらわれることなく受け止めることができたら、そのこと自体が、前よりも成長した証となるのではないでしょうか。

 

祈りの意向

11.9(月)今週から来週にかけて始まる定期試験に向け、誘惑に負けることなくしっかりと学習に励むことができますように。

11.10(火)天候が不安定な日々が続く中、体調管理に責任を持ち、何事にも万全な状態で臨むことができますように。

11.11(水)定期試験に向けて学習に励む中、日々の生活もおろそかにすることなく、一つひとつのことに心を込めて過ごすことができますように。

1.12(木)The first snow fell in Morioka the other day, and the temperature has dropped. May we can take care of our health and take the exam even under these circumstances.

1.13(金)冬に向かい、新型コロナ・ウィルスの流行がまた大きな波になりつつある中、感染を恐れるが故の差別や偏見という悪を生み出す言動を慎みながら、予防に努めることができますように。