盛岡白百合学園中学高等学校 盛岡白百合学園中学高等学校

新同窓会長ご挨拶

2020.04.06

 この度、同窓会会長を拝命いたしました平野ユキ子で御座います。

 母校である盛岡白百合学園にとって、少しでもお役にたてるものならば、と拝命いたしました。謹んで同窓生の皆様のご助力とご指導を賜りたくここにお願い申し上げます。

 今年は、中国の武漢で発生した新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中が大きく混乱を極め、今、このご挨拶を書いている間もまだ終息の気配が御座いません。日本政府からは、「多くの集まりを自粛」という勧告が出され、オリンピック、パラリンピックも来年に延期となりました。東京をはじめとする各大都市でも、特に週末は自宅待機という勧告を各首長より出されるなど、深刻な事態となっております。

 そのような中、本同窓会の総会は多数の人が集まる会合であり、且つ万が一感染すれば深刻な重症となり得る高齢者の多い集まりであることを考慮し、本年は開催を中止する決定をいたしました。誠に残念ではありますが、致し方ない事態とご理解をお願いいたします。

 総会の際に行っておりました「金祝」、「銀祝」のお祝いは、来年度のお祝いと同時開催で行いたいと考えております。

 このような、同窓会総会の開催中止は、8年前の東日本大震災の時にも為された、と聞いております。

 さて、われらが母校である盛岡白百合学園は今年で創立128年を迎えました。岩手県で最も長い歴史と伝統を誇る女子教育の殿堂である事実は変わらず、岩手県の女子教育の歴史上に燦然と輝いております。

 時代が、ITやAIの時代になろうと、それを学び操作するのは「人」に他ならず、人間性というものはいつの時代も変わらないものです。

 英国のE・ブルワー・リットン※は「科学については、努めて最新の著書を読め。文学(人)について知りたければ、古典文学を読め」と言っております。これからの時代に最も必要な教育は、最先端の学びと歴史と伝統を踏まえた『人間教育』であろうと思う次第です。

 終わりに盛岡白百合学園が、このような教育の場としてこれからも発展するようにと願い、また同窓会会員の皆様の更なるご発展を祈り、私からのご挨拶といたします。

 

 ※19世紀のイギリスの文学者・政治家「ペンは剣に優る」など、数々の名言を残した。

 

同窓会会長 第77回生 平野ユキ子(豊川)